めっちゃ映り込む筆者。宇宙の果てに旅立ってしまった感が溢れる1枚になってしまった。【SS4.0秒、f/3.5、ISO 6400、焦点距離 15mm】
◇ 撮影機材:FUJIFILM X-T100 x XC 15-45mm F3.5 - 5.6
こんにちは!夜景写真家のfabrik_view ( @hom_fab )です。
念願かなって2022年11月に3年ぶりのドイツへ行くことができました。
海外旅行へ赴く際には空撮する貴重な機会であるフライトの時間は常に窓際派です。
今回は偶然ですがオーロラを撮影する機会がありましたので備忘録もかねてブログにまとめます。
成田空港からドイツフランクフルト空港までJALで向かいました。国際情勢を踏まえてか、ロシア上空ではなく北極海を通過しました。
北極海を通過する時間およそ1時間ほどにわたりオーロラ "らしき"ものが見えました。
らしきと書いたのは飛行機の窓ガラスの加工のせいなのか、そもそもオーロラの条件が整いきっていなかったのか白い雲のように見えたためオーロラと視認できなかったためです。
(この点はっきりしません。詳しい方いらっしゃいましたらコメント等でご教授頂けますと幸いです。)
実際飛行機からオーロラが見えるというのは私の想像の外だったため、「変わった形の雲だな」と30分ほどスルーしてジュラシックパークを観ていました。
時間が経つにつれ「それにしても形状がオーロラっぽいな」、「そもそもこんな高度1万メートルではっきりとした雲が目の前に見えるのか」と思うようになり、試しにミラーレスカメラで撮影してみたらカメラのセンサーはしっかり緑色の多くの人が認識するオーロラを捉えていました。
表題の写真を撮影時、カメラのスクリーンをスマホで撮影したもの。
そこからは大急ぎで様々な設定を試して撮影しましたが、最適解はわかりませんでした。
【SS1.5秒、f/3.5、ISO 10,000、焦点距離 15mm】
表題の写真よりSSの尺を半分以下にして、ISOも大幅に上げました。固定もうまくいかず、SSを短くしたにも関わらずブレが目立ちます。
【SS1.5秒、f/3.5、ISO 12,800、焦点距離 15mm】
ISOのみをさらに上げましたが、ザラツキだけが残りやはりぶれてしまいます。
今後飛行機でオーロラ撮影をするチャンスに巡り合う方のために当時感じた撮影課題をメモしておきます。
【今後の撮影課題】
・搭乗している常識の範囲内で飛行機室内の映り込みを防ぐ(毛布などをかぶりましたが、完全には防げませんでした。)
・ブレずに撮影する(設定の最適解は不明)。手持ち撮影になるため、軽いミラーレスカメラの方がアドバンテージがある気がします。
・可能な限りSSを短くするため、単焦点の明るいレンズを用意する
ちなみにスマホでは撮影もかないませんでした。オーロラの姿かたちも映りませんでした。
最後に、飛行機から撮影した雲海写真を掲載いたします。
雲海と三日月
夕暮れ雲の波
いかがでしたしょうか。当ブログでは都内のおすすめの展望スポットやマニアックな夜景スポットも紹介しています。
他の記事もぜひご参照頂ければ幸いです。
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