2018年1月に都心で23センチ積もる大雪が降りました。20cmを超える積雪は2014年以来だったようで、午後から降り始め夜には辺り一面が白に覆われました。雪景色の東京の夜景はとても綺麗で、それが4年ぶりともなれば感動もひとしおです。
雪の撮影をしたことはありませんでしたが、インターネットで必要な設定を一通り調べ仕事帰りに東京の夜景を撮影することにしました。この日は仕事でしたが、たまたま仕事で持ってきたカメラがあったのでラッキーでした。私が使っていたFUJIFILM XーM1にはフラッシュが備えつけられていたので、外付けせず使えたのも運が良かったです。
電車は雪の影響で遅延しており、行きたい場所すべてを回るのは難しそうです。撮影スポットは回れて2か所というところでした。東京タワー、スカイツリー、工場夜景、新宿など様々な選択肢が頭をよぎりますが決めたのは「浅草寺」、「東京駅」の2か所でした。
JRを使うのは雪の影響で若干リスキーたったので地下鉄を使って回れそうな2か所に絞りました。
ということで浅草へGO!
■ 浅草寺の雷門
うーん...絶景ですね...!!!
雪景色を見ようとカメラマン、観光客の方もいらっしゃいましたが予想よりもだいぶ少ない人数でした。浅草は時々撮りにはきますが見たことのない雪景色は感動します....!!
楽しくてとにかくシャッターを切る指が止まりません。
設定は絞り解放気味、SSも1/40以上を目安にしていました。雪の粒を大きく映すためです。
普段は賑やかな仲見世通りを抜けていくと、なんとも雅な宝蔵門(仁王門)が見えてきました。
五重塔も美しい。
ちなみに桜の時期には、宝蔵門と五重塔は枝垂桜との優美なコラボが見れるので、雪景色と比較してみるのも楽しいです。
.一通り撮り終えて次は東京駅へ!
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その前に...
暖を取らないと死ぬ!!
寒くて、手も感覚がなくなってしまったので買い物と暖をとるためにコンビニでひと休憩。ホカロンくらい持ってくればよかったと後悔しています。
体力回復したところで東京駅へ向かいました。
浅草寺の雪景色は風情がありましたが、東京駅の雪景色はなんとも浪漫を感じさせる光景でした。
東京駅はすごいカメラマンの数です。中にはカメラに雪がすごく積もっている方もいました...
この時点で家に帰れるかギリギリだったので悩みましたが、雪も少しずつ弱まっていたので帰ることにしました。雪が降ることは前日からわかっていましたがここまでの大雪になるとは思わず、中途半端な装備になってしまったのは次回への反省です。
家に帰った後は、写真の撮れ高を見てニヤニヤしながら泥のように寝ました。
そして朝遅い時間に起きてスマホをみると衝撃的なニュースが..!!
雲海だと....!!!!
しかも多摩川とか、自宅から歩いて20分くらいじゃないか...!
この時は朝霧がでることなんで想像もできませんでしたが、今思うと霧が出る条件としては理想的だったなと思います。
この朝霧を撮影できなかったのでは2018年の大雪で唯一心残りです。
それから今年こそは今年こそはと思って毎年身構えていましたが、2019年、2020年は十分な雪は降らず撮影には至りませんでした。
2021年こそはと思っているので、今から楽しみにして待っていたいと思います。
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